今、福祉と農業の取り組みで、よく名前に上がるのが「農福連携」と言う取り組みで、注目されている分野です。この場合、すでに農家さんのビジネスモデルが動いているところに、福祉さん側からの協力や作物の利用につなげるのが、割と描きやすい形だと考えています。
つむぎては、農福協働と言う視点で、耕作放棄地という、既存の価値が「無いところ」から、福祉に関わる方々と一緒に、どう活動すれば、耕作放棄地に価値を見出せるのか。耕作放棄地(農)と言うフィールドを使い、何が一緒にできるのか。無理なく、持続できる形作りを探しています。
つむぎてが、一緒に活動しているみなさんは、とても個性豊かです。特定の物事に対して、とても集中しながら作業が継続出来ます。ある方は、種の選別がとても丁寧だったり、また、ある方は種まきが上手かったり、ある方は、苗の定植が得意だったり。でも、体力仕事は苦手だったり。農の作業は、とても沢山の仕事があります。そのため、利用者さんたち、それぞれに得意な仕事に出会えるかもしれません。
マゼンダさまは、長久手の里山を残すこと、耕作放棄地活用、そして、役割と居場所を兼ね備え、適材適所の職域を開発していくプロジェクト「マゼンダ・プロジェクト」を提唱なさっています。私たちは農業分野において、支え合える関係性であることから、業務提携させていただくこととなりました。今後はより密接な農×福とその先のプラスαを探しながら、関係を深めて行ければと思います。
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